雨と泪と明日の天気と

雨に打たれて頭を冷やす
どうしようもない焦燥感
冷やすどころか強くなった


悩んでもしょうがないさと
気楽に構えたこともあった
けれどもやはり不安になって


近づいたと思った距離は
気がつくとまた遠くまであって
まるで毎日の追いかけっこみたいで


傘もささずに家路を歩く
水たまりも気にせずに
身体も靴もびしょ濡れだ


明日も雨は降るのかな
晴れればいいと思いつつ
振り続けることも同時に願う