宛名のない手紙

多く語ることはないけれど

時たまポツリと話すあなたが好き

自分を捕らえて離さないその言葉は

決してあなたが拘束するのではなくて

自ら離れていくことができなくなるのです



あなたが僕をどう思っているかなんて

そんな大それたことわからないけれど

いいんだ 側にいられるだけで

だから だから どうか

ずっと変わらないあなたでいてください